国際的な金利指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は廃止され、2022年までに代替指標が導入される見込みです。30年に及び財務部門の指標だったLIBORの廃止は、大きな不確実性を生み出し、市場参加者は、幅広いコンセンサスが不在のまま選択を下すか、あるいは誰かが判断してくれるのを待つしかありません。一旦、様子見するのも選択肢ですが、2021年は市場全体で資金ひっ迫が見込まれるため、出遅れに伴うリスクが急激に高まります。  

本ガイドは、こうした難しい選択を支え、想定される市場の変化をめぐる最新の情報を提供することを目指すものです。企業財務部門がLIBOR廃止後の移行に備え、財務ポートフォリオの良好なパフォーマンスを確保するには、こうした情報が欠かせません。本ガイドでは、以下のトピックを扱います。 

  • LIBOR廃止の理由を理解する
  • 社内のLIBORエクスポージャーとして、どこに注目すべきか
  • LIBORに代わる金利として、SOFR、Ameriborの指針を示す
  • 移行、フォールバック、スプレッド調整に関する最新の見解について

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